新型コロナウィルスについてのお知らせと患者様へのお願い

訪問歯科診療の感染対策について

歯医者でよく聞く言葉。CRとかCOって何? 千葉ニュータウン中央 歯医者 ニュータウン中央歯科室

投稿日:2017年2月21日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。
海星会スタッフOです\(^o^)/

いろいろな業界用語があるように、

歯医者さんでもよく聞く言葉で患者さんはなんだろう?

と思っていることがあると思います。

隠語ではなく専門用語として使っているもので、

この業界の人であれば知らない人はいません。(ものによりますが一般的な歯科用語であれば)

今日は一つ、歯科用語でも二つ意味があり、歯医者の治療中にもよくきくであろう

「CO」と「CR」について、説明します。

まず「CO」ですが、読み方はシーオー。

初期う蝕のむし歯のことで、要観察状態の歯です。

明らかな虫歯ではないが虫歯の初期症状がみられるため、観察が必要です。

COのOは、observation観察を意味します。

むし歯がゼロという意味ではないのですが、健全歯ともいえます。

 

★もう一つの意味★

顎をメインにした見方で使う場合のCOは「セントリック・オクルージョン」=中央咬合位のことです。

中心咬合位の定義は、歯が最大面積となる咬合位で接触し、咬頭と窩が嵌合(CO)した咬合状態です。

簡単にいうと、普段咬みなれている位置でかんだときの、咬合位のことです。

 

 

また、歯医者でよく聞く「CR」とはコンポジットレジン(複合レジン)のことです。

むし歯部分を削ってぬり、紫外線を照射することによりかたまります。

CRで治せる虫歯は、さほど進行していない状態です。負担もそこまでかかりません。

神経にさわるほど進んでいたり、神経まで到達していた場合は、

削る量も治療法もかわってきます。

★もう一つの意味★

矯正の先生などが、このことを話するときに使う

CRと言ったら「セントリックリレーション」=中心位のことです。

定義は両下顎の関節頭が関節窩で最上前方位にあり、下顎の関節円板上にある位置での下顎位です。

かんたんに言うと、お顔の骨の形にあわせた本来のかみ合わせの形です。(実際のかみ合わせはそれよりもズレていて、大きくズレていると関節痛があったり、

顎関節症になったり、また矯正をしても結局それにあわないためにどんどんズレてきてしまう恐れがあります。

そこまでこだわって矯正をする先生は、熱心な先生だと思います。

後は、患者さんが自分のズレを把握し、必要だと思うか、かめればいいと思うかでも

変わってくると思います。

 

なんか、簡単な説明にするつもりが難しい言葉を使ってしまいましたが、

それらについてはまたいつか・・・