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訪問歯科診療の感染対策について

酸蝕歯防止には、食後にお茶や水でうがいを!

投稿日:2017年2月21日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは!
海星会スタッフWです!

関東地方も今週末に梅雨明けするようなニュースがありましたが、
いよいよ暑い夏の日々がやってきますね。

一年で一番、ビールやカキ氷が美味しいと感じる季節がやって参ります!
しかし、暑い夏だからこそ、歯の健康に気をつけなくてはならない事もあるのです。

そこで今日は、「夏に虫歯の元が作られる理由!」をお伝えします。

皆様は、炭酸飲料などで歯が溶ける!!
と、聞いたことがありますか?

これは本当で、人工的な加工ジュースに含まれる、酸が原因なんです!
歯の表面を覆うエナメル質は、酸に弱く、
歯はお口の中が「pH5.4」より低い値(酸性環境)になると
溶けはじめます!

エナメル質が溶けると、むし歯や知覚過敏の原因になり、
着色して歯にまだら模様ができたりします。
これを『酸蝕歯(さんしょくし)』といいます。

白い歯に戻すために、歯の表面を削って、薄いセラミックを貼りつける
「ラミネートベニヤ」という治療や、
歯を小さく削りセラミックの冠を被せる治療が必要になります。

炭酸ソーダ、オレンジジュース、スポーツドリンク、コーラなどに、
酸蝕歯の可能性がありますので飲みすぎにはご注意下さい。

また、特に女性の方で、体のことを考えて、毎日の食事に気を遣っている方も多いと思います。
美容健康ドリンクや野菜・果物、黒酢飲料などを定期的に摂取しているという方もいるかもしれません。

しかし、摂取の仕方によっては、飲食物に含まれる「酸」によって
歯に深刻なダメージを与えることになってしまいます。例えば歯が薄くなって透けたり、
黄ばんで見えてきたり……。

学生さんは、これから楽しい夏休みで、社会人の方もこれから夏季休暇が待っており、
これはダメ、あれはダメと言う話も申し訳ないのですが、
以下に気を付けていただけるだけで、
エナメル質へのダメージを防げるそうです!

・酸性度の高い(酸蝕歯リスクが高い)飲食物を摂るときは、口の中に長時間ためないこと。
・ダラダラ食べない、チビチビ飲食しないこと。
・酸性度の高い飲食物を摂った後は、うがいをしたり、お茶や水で口をすすぐこと。
・ガムをかんで唾液の分泌量を増やす。唾液には、酸性化した口内を中性化する作用がある。
・毎日使う歯磨き剤にこだわりを持つこと。様々な歯磨き剤の中でも注目すべきは
「フッ素」と「低研磨」。

エナメル質のダメージもそうですが、学生の方は、通学時と生活リズムが変わる事で、
歯磨きの回数や歯磨きにかける時間が少なくなりがちです。
楽しい夏休みですので、美味しい物を食べて、普段よりも少し時間を
かけての歯磨きを忘れずに行い、健康な歯を保ちましょう!
お口のケア等、気になられた方は、
お気軽にお問合せ下さい。

 

ニュータウン中央歯科室では、スタッフ一同
最高の笑顔でお待ちしております。

 

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