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歯が痛い時の応急処置

投稿日:2017年2月21日

カテゴリ:スタッフブログ

こんにちは。

海星会スタッフWです。

今この時間にも、歯の痛みで苦しまれている方が
多いかと思います。
歯が痛い時の応急処置と歯が痛い時にしてはいけない事
についてお話したいと思います。

一番は、すぐにお近くの歯科医院に行く事ですが、
夜間、休日等、何らかの事象により、
行けない場合はどうすればいいのでしょうか?

歯が痛い時の応急処置には、以下のような
方法があります。

1、鎮痛剤を服用する
→痛み止めで一時的に痛みを抑えることができます。
例えば「ロキソニンS」、「バファリン」等。
注意事項を確認の上、のんでください。
ただし、あくまで一時的な対応になりますので、
早めに歯医者で診てもらう必要があります。
鎮痛剤を服用する時は、少量で良いので、自分の食べられる物を召し上がると、
胃への負担が軽減します。
食欲は無いとは思いますが、カロリーは取って欲しいので、
噛まずに飲める、スープ類が良いかと思います。

2、冷やして下さい
→冷えピタ等を張ってほほ側から冷やすのと、
冷水や氷などを口に含み歯を直接冷やすと、痛みが軽減します。
歯の痛みは、歯の中で血液が多くなり神経を圧迫することによって起こります。
冷やすことによって、血液の流れが遅くすることができます。

冷水や氷等を口に含む事は、知覚過敏や軽度の虫歯には逆効果ですが、
歯がズキズキ痛むような重度の虫歯には効果があります。

つまり、冷水や氷等を口に含む事で痛みが和らぐようだと
重度の虫歯の可能性が高いとも言えますので、
早めに歯医者で診てもらう事をお勧めします。

3、ツボを刺激する
→歯がうずくときは、まず合谷(ごうこく)というツボを、
痛いと感じるくらい強く押したり揉んだりしてみましょう。
つねったりツマ楊枝で突くなどすると一層効果的です。
ただし、皮膚から出血するほど強く刺激しないように注意してください。

合谷を刺激しても歯の痛みが治まらない場合は、歯痛点を爪や指で押すように揉んでみましょう。

「合谷・歯痛点」の場所はこちらで

逆に、歯が痛い時にしてはいけない事は、
以下のような事です。

1、痛い歯をいじる
→歯の周りの汚れを取ることはいいのですが、歯を揺さぶったり、
叩いたりしても痛みは変わりません。
刺激が加わり痛みが強くなるだけなので、
痛い歯は安静にしてください。

2、アルコールを飲む
→中枢が麻痺し、一時的には痛みを忘れることができますが、
血液の循環が良くなるために、その後強い痛みに襲われます。

3、熱い風呂に入ったり、激しい運動をする
→血圧が上がるようなことは避けて下さい。
血圧が上がると痛みがある歯の血液の循環が良くなり、
血流で神経を圧迫し、痛みが強くなります。

また、体を温めると同様に痛みが増します。

個人的なお話になりますが、私は小さいころ、歯の痛みがあった際は、
痛い歯を叩いたり、押したりしていました。
20歳を過ぎた頃には、上にあげた1~3を全てやっていました。(笑)

当然、その後、倍以上の痛みに襲われ、歯医者に行くまでの数時間、
地獄の苦しみを味わいました。
ニュータウン中央歯科室では、土日祝も診療を行っております。
スタッフ一同最高の笑顔でお待ちしております。